漫画『HUNTER×HUNTER』の特殊戒厳令を解説。第1王子ベンジャミンとの関係、発令条件のほか、対応策の詳細などもまとめているので、是非ご覧ください。
特殊戒厳令とは?
カキン王国危機に発令される三権掌握
「特殊戒厳令」は、カキン王国の国家的危機に際して発令される制度です。国家的な危機とは、王族に対して危険が迫るテロなどが該当します。
発令権を持つのは第一王子ベンジャミンであり、発令後は司法権・行政権・軍事権の三権がベンジャミンに移譲され、実質的な独裁状態になります。
ベンジャミンが他王子殺害のために使用
ベンジャミンは、王位継承戦を有利に進めるためにこの戒厳令を利用しました。
発令後は司法局を掌握できる関係上、不当な理由であっても他王子を拘束可能。殺害理由に妥当性がなくとも、他王子の殺害が容易になります。

特殊戒厳令への対応策
カイザルがシュタイナーに渡した”何か”で対策
司法局としてブラックホエール号に参加しているカイザルは、第1王子ベンジャミンとの会話から「ベンジャミンが特殊戒厳令を発令しようとしている」ことを察知。
V5の国際渡航許可庁に所属するシュタイナーに「リモコン状の何か」を渡し、それが特殊戒厳令に対する”最後の砦”として機能することを語るのでした。

“何か”はビヨンド=ネテロの解放ボタン?
“V5の代表”とも言えるシュタイナーに渡された何かは、ビヨンド=ネテロの解放スイッチの可能性があります。
特殊戒厳令発令中の第1王子ベンジャミンに対抗できるのは、ビヨンドのような強者でしょう。
現在ビヨンドの拘束権はV5にあり、V5の代表とも言えるシュタイナーだからこそ、ビヨンドの解放権限も持つと言えます。カイザルは司法局という立場上ビヨンドを解放できないため、シュタイナーに託したのではないでしょうか。

シュタイナーがビヨンドと結託する伏線あり
ビヨンドが暗黒大陸の渡航成果を世に伝えるには、信頼できる「生き証人」が必要です。
生き証人としてシュタイナーの名前が挙げられており、ビヨンドとしてもシュタイナーをベンジャミンから守るために、共闘を図るのではないでしょうか。

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