漫画『HUNTER×HUNTER』のTSK-17を解説。開発された目的や感染時の症状のほか、対策や解毒の詳細などもまとめているので、是非ご覧ください。
TSK-17とは?
第1王子軍の細菌兵器

TSK-17とは、第1王子ベンジャミン所有の軍で開発された細菌兵器です。感染者に胃腸炎に似た初期症状を引き起こし、進行すると多臓器不全により、半日ほどで感染者を死に至らしめます。
初期症状が特徴的ではないため、感染者は初期段階で軽度の体調不良を感じるだけで、重大な危険性を見逃しがちです。また、感染後の増殖スピードが非常に速く、感染者の死体は急速に腐敗し、検視での痕跡が残りにくくなります。
バレにくい暗殺手段として活用
TSK-17は、死体の腐敗を早め、腐敗菌でTSK-17自体が淘汰されるため検視で痕跡が残りません。また、大気中では30秒たたず不活性化し、空気中にも痕跡が残らないため、「完璧なサイレントキラー」と言われています。
もともとは大量殺戮のために開発されましたが、開発過程でいくつかの欠陥が発見され、現在は暗殺道具として使用されています。
TSK-17の対策
“感染予防”が主な対策法
TSK-17は、成分が非常に脆く、大気中では30秒もたずに効果を発揮しなくなります。TSK-17を吸い込まない一定の距離を保てば、感染することはありません。
また、「感染予防マニュアルがそのまま有効」という発言も作中にあったため、マニュアル内の記載に従って予防も可能です。
1度感染すると治療は難しい
作中ではあくまで「予防」に情報しか登場しておらず、1度感染すると解毒が不可能なことが示唆されています。
実際、TSK−17に感染した第1王子ベンジャミンは、感染後に解毒作業を行うことなく、継承戦を勝ち抜くための王子殺しに時間を割いています。
TSK-17の感染者
第1王子ベンジャミン
410話にて、ベンジャミン第1王子の肉体は既に生物兵器TSK-17に感染し、その死は確実と考えられています。詳細な感染理由は現在不明です。
第9王子ハルケンブルグ
ハルケンブルグは、胃腸炎に酷似した症状で倒れており、第1王子ベンジャミン配下のバルサミコの反撃で、TSK−17に感染した可能性があります。
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。