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【ハンターハンター】不死の病ゾバエ病とは?危険度・人類リターン

不死の病ゾバエ病

漫画『HUNTER×HUNTER』の不死の病ゾバエ病を解説。危険度や能力のほか、人類へのリターンや登場シーンの詳細などもまとめているので、是非ご覧ください。

目次

不死の病ゾバエ病とは?

暗黒大陸に生息する五大厄災

不死の病ゾバエ病
HUNTER×HUNTER33巻より引用。

ゾバエ病とは「希望を騙る底無しの絶望」という二つ名を持つ、五大厄災の1つです。通称「不死の病」とも呼ばれ、罹患した者は決して死亡することができなくなるという特異な性質を持ちます。

総合危険度B+
リターン錬金植物メタリオン
生息地メビウス湖南

クカンユ王国・ビヨンドが持ち帰った災厄

ゾバエの説明シーン

かつて、クカンユ王国が組織した暗黒大陸探検隊にネテロ会長の息子であるビヨンド=ネテロが同行。

この遠征隊は錬金植物メタリオン(あらゆる金属を生み出す未知の植物)を人類へのリターンとして持ち帰ることに成功しましたが、途中で予定ルートを外れてゾバエ病に遭遇してしまいます。

その結果、探検隊は壊滅状態となり、帰還者はビヨンドを含めわずか6名のみでした。しかもその6名の中にはゾバエ病に感染したハンターが1人含まれており、彼は帰還後ただちに国際環境許可庁の地下施設に隔離されることになります。

この大惨事を受けて、ネテロ会長はビヨンドをハンター協会から追放し、暗黒大陸への渡航禁止処置をさらに強めました。

不死の病ゾバエ病の危険度・能力

総合危険度はB+

人飼いの獣パプは総合危険度B+に分類されます。キメラ=アント(王メルエム)の脅威ランクがB相当とされる中、五大厄災はいずれもB+以上(多くはAランク)という最高クラスの危険度を有しています。

有効な治療法や対処手段が存在しないと思われるため、感染拡大を防ぐには「広がらないように閉じ込める」以外に方法がありません。

危険度の内訳

凶暴性C-1(≒A-2)
E
繁殖力B-2
破壊力B-2

死ねない病の症状

ゾバエ病に感染すると、罹患者はどんな手段を取っても死ぬことができない不死の状態に陥ります。

人間としての食事は一切必要としなくなり、代わりに自身の体内で完結して生命活動を維持するという異様な「自給自足」の状態になります。実際に、ゾバエ病に感染したハンターは隔離施設内で約50年もの間、外部から何も摂取せず生存を続けています。

隔離された感染者の描写では、自らの腕から血液を吸って命を繋ぐ様子が確認でき、肌は青紫色に変色しています。人間としての意識が残っているかも定かではなく、死の救済すら許されない永遠の苦痛に苛まれている様子でした。

不死の病ゾバエ病の登場シーン

第341話

第341話では、暗黒大陸から人間界にもたらされた五大厄災の一覧にゾバエ病の名前が初めて登場します。

第344話

第344話では、ジン=フリークスの口から「50年前の暗黒大陸遠征でハンターがゾバエ病に感染し、生還者が地下に隔離された」という事実が語られます。

ビヨンド=ネテロの過去の過ちとゾバエ病の恐ろしさが具体的に示されるエピソードであり、ゾバエ病が人類にもたらす絶望的なリスクが強調されました。

(C)冨樫義博

※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。

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