『HUNTER×HUNTER』のカイトのプロフィール、念能力の気狂いピエロ(クレイジースロット)、死亡と転生の真相、作中での活躍を解説します。
カイトとは?プロフィール
生物調査を専門とするプロハンター

カイトは新種や希少生物の調査を専門とするプロハンターで、契約ハンターとして活動しています。
キメラアント編では、複数の専門家とチームを組んでカキン国の生物調査を担当しており、そこでキメラアントの女王の足とみられる巨大な生物の一部を発見したことが、物語の転機となりました。ベテランのハンターとして観察眼と実力を兼ね備えた人物です。
ジンに育てられた弟子
カイトはスラム街の出身で、生まれた場所も本人は知りません。幼い頃にジン=フリークスと出会い、ハンターとして生きる術を教わりました。
ジンから課された最終試験は「ジン自身を探し当てること」でした。カイトはこの試験の過程でくじら島にたどり着き、後述するゴンとの出会いを果たします。試験に合格したカイトは、ジンが認めた弟子としてプロハンターの道を歩み始めました。
ゴンをハンターの道に導いた恩人

カイトは、くじら島でキツネグマに襲われていた幼いゴンを助けた人物です。
このときカイトは、ゴンが「死んだ」と聞かされていた父ジンが実は生きており、一流のハンターであることを伝えました。ゴンがハンターを志す直接のきっかけを作った、物語の原点とも言える存在です。
カイトの念能力
気狂いピエロ(クレイジースロット)のルール

気狂いピエロ(クレイジースロット)は、ピエロ型のルーレットを回し、1〜9の出た目に応じた武器を具現化する能力です。
- どの目が出るかはランダムで、カイト自身が選ぶことはできない
- 一度出た武器は、使用するまで消すことができない
状況に応じた武器を選べないのは、戦略が重要な念能力戦では大きなリスクです。この重い制約と引き換えに、具現化される各武器は高い威力を持っています。
作中で確認できた武器は3種類
作中でカイトが使用した武器は、大鎌・棍・銃の3種類です。
2番:死神の円舞曲(サイレントワルツ)

このうち名称と番号がはっきり判明しているのは、2番の大鎌・死神の円舞曲(サイレントワルツ)のみです。振るえば周囲一帯を薙ぎ払う広範囲攻撃で、ネフェルピトーとの戦いで登場しました。
3番

棍棒のような見た目。ネフェルピトー戦で使用。
4番

銃のような見た目。キメラアントとの戦闘で使用。
意思を持って喋るピエロ型の念獣
クレイジースロットのピエロは、単なる武器ではなく、自らの意思を持って喋る念獣です。
作中では、具現化されたピエロがカイトに軽口を叩き、カイトが「うるさい」とあしらう場面が描かれています。使い手と会話する念獣は作中でも珍しく、カイトの能力の個性となっています。
カイトの死亡と転生
ネフェルピトー戦での死亡

カイトはNGLでゴン・キルアと行動中、王直属護衛軍のネフェルピトーに遭遇。2人を逃がすため単身で残ったカイトは、ピトーとの戦闘で右腕を失い敗北。そのまま命を落としました。
さらに遺体はピトーの能力によって操られ、キメラアントたちの訓練相手にされるという凄惨な扱いを受けます。
ゴンはカイトの生存を信じ続けましたが、ピトーの治癒能力でも死者は蘇らないと知り絶望。あの「ゴンさん」への変貌につながりました。
キメラアントの少女として転生

死亡したはずのカイトは、キメラアントの少女として転生していたことが後に判明。キメラアントの女王が死ぬ間際、胎内から取り上げられた赤ん坊がその正体です。
師団長コルトは赤ん坊に「レイナ」と名付けて育てますが、言葉を話せるようになった少女は、自分の名を「カイト」だと主張しました。赤毛の少女となったカイトは、生前の記憶を持ったまま新しい生を歩んでいます。
転生の仕組みは明かされていない
カイトがなぜ記憶を保ったまま転生できたのか、その仕組みについての確定情報は現時点でありません。作中の描写から考えられる候補は、カイト自身の念能力による説、女王がカイトの肉体の一部を取り込んだ説の2つです。
候補①:念能力による転生説

ジンは、クレイジースロットについて「『ゼッテー死んでたまるか』って本気で思わねーと出ねー番号がある。アイツが生きてんなら多分そーいうことだ。」と語っています。
死の間際にカイトが何を具現化したのかは作中で描かれておらず、この番号に転生につながる能力が付与されていたと思われます。
候補②:肉体の一部を女王が取り込んだ説
キメラアントは、女王が捕食した生物の特徴を子に受け継がせる「摂食交配」で繁殖します。実際に、女王に食われた人間が生前の記憶を保ったままキメラアントとして生まれ直した例は複数描かれています。
カイトの遺体はピトーが修復し、訓練用として操っていました。しかし戦闘訓練に脳や内臓は必要ありません。ピトーの能力でも蘇生できないと判明した時点で解体され、不要な部位が女王に献上されていたとすれば、他の転生体と同じ仕組みで説明がつきます。
カイトの活躍・遍歴
くじら島でのゴンとの出会い
物語開始前、ジン探しの試験中だったカイトは、くじら島でキツネグマに襲われていた幼いゴンを救出します。
ゴンが友人のように接していたキツネグマを前に、カイトはハンターとしての厳しさも見せつつ、ジンが生きていることをゴンに伝えました。この出会いが、ゴンの旅の出発点になります。
キメラアント編:NGL調査とピトー戦
カキン国での生物調査中、カイトのチームはキメラアントの女王の存在を察知します。カイトはゴン・キルアと合流してNGL自治国へ潜入し、キメラアント討伐の最前線に立ちました。
襲い来るキメラアントの兵隊を次々と退けるなど実力を示しましたが、突如現れたネフェルピトーの前に敗北。2人の弟子分を逃がして命を落としました。
キメラアント編後:ゴンとの再会
キメラアント編の終結後、転生したカイトは赤毛の少女としてコルトと暮らしています。
ゴンは選挙編の後にカイトと再会し、守れなかったことを謝罪しました。カイトはそれを受け止め、2人は改めて言葉を交わしています。姿は変わっても、カイトとしての記憶と絆は続いていることが示された場面です。
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