『HUNTER×HUNTER』のヒソカ=モロウは、強者との戦いに悦びを見出す戦闘狂の奇術師です。主人公ゴンの前に幾度も現れる強敵でありながら、時に協力者にもなる、善悪の枠に収まらないキャラクターです。
この記事では、ヒソカの基本プロフィールから、念能力「伸縮自在の愛(バンジーガム)」と「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」、クロロ戦での死亡と復活の経緯、幻影旅団との関係、各編での活躍まで一気に解説します。
ヒソカ=モロウとは?
作中トップクラスの念能力者
ヒソカは、ハンター試験でゴンたちの前に現れて以来、物語の節目ごとに登場する念能力者です。
ヒソカは奇術師を思わせる出で立ちで、トランプを投擲武器として使います。セリフの語尾にスペードやハートなどのスートマークが付くのも特徴で、飄々とした言動の裏に底知れない実力を隠しています。
強者との戦いに悦びを見出す戦闘狂
ヒソカの行動原理は、強い相手と命のやり取りをすること、それ自体です。所属や大義には興味がなく、敵味方を戦いの愉しみだけで選びます。だからこそ、ゴンたちの敵として立ちはだかった直後に、平然と協力者へ回ることもあります。
才能ある若手は「熟すまで」待つ

もう一つの特徴が、将来強くなる素質を持つ相手をあえて殺さず育つのを待つ姿勢です。ハンター試験でゴンとキルアを見逃したのも、「熟した」あとに戦うためでした。
プロフィール情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | ヒソカ=モロウ |
| 誕生日 | 6月6日 |
| 身長・体重 | 187cm・91kg |
| 念系統 | 変化系 |
| 声優 | 浪川大輔(2011年版)/高橋広樹(1999年版) |
ヒソカの念能力
念系統は「変化系」|オーラの性質を変える
念能力には強化系・変化系・具現化系・操作系・放出系・特質系の6系統があり、ヒソカはオーラの性質を変える「変化系」です。変化系は気分屋で嘘つきな性格が多いとされ、ヒソカはその典型例といえます。
伸縮自在の愛(バンジーガム)

オーラに「ガムとゴム、両方の性質」を持たせる能力です。相手に付着させて引き寄せる、伸縮で自分を加速させる、武器を回収するなど、攻防・移動のすべてに応用できます。カストロ戦やクロロ戦など、ヒソカの戦いの中核を担う能力です。
薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)

オーラで紙や布のような薄い膜を作り、あらゆる質感を再現する能力です。肌や文字、模様まで偽装できるため、傷を隠す、偽の文面を見せるなどのトリックに使われます。バンジーガムとの併用で真価を発揮します。
ヒソカの死亡経緯
結論から書くと、ヒソカはクロロとの一騎打ちで一度死亡し、その後自力で復活しています。
クロロとの一騎打ちで窒息死

単行本34巻(351〜357話)で、ヒソカは念願だった団長クロロ=ルシルフルとの一騎打ちを天空闘技場で実現します。しかしクロロは、盗んだ複数の念能力と観客を人形化する物量戦術を組み合わせ、ヒソカに勝ち筋を残さない戦いを展開。ヒソカは爆発に巻き込まれて窒息死しました。
死後に強まる念で自力蘇生

ヒソカは死の間際、「死後に強まる念」でバンジーガムを発動するよう仕込んでいました。オーラが心臓と肺を動かし続けたことで、ヒソカは死亡確認のあとに蘇生します。
失った手足は能力で偽装
クロロ戦で失った左手と右足は、バンジーガムとドッキリテクスチャーを組み合わせた義手・義足で補っています。復活したヒソカは、外見の損傷すら能力で作り替えました。
ヒソカと幻影旅団の関係
クロロと戦うための偽装入団
ヒソカはかつて幻影旅団の団員ナンバー4を務めていましたが、その目的は団長クロロとの戦いでした。ヨークニューシティ編では旅団に協力するふりをしながら、クロロと戦う機会だけを狙っていたことが明かされます。
復活後は「旅団狩り」を宣言
クロロ戦で敗死・復活した直後、ヒソカはその場にいたマチを拘束し、旅団全員を殺すと宣言しました。直後にコルトピとシャルナークを殺害し、旅団との全面対決が始まっています。
ヒソカの活躍・遍歴
ハンター試験編|ゴンに目をつける
受験者を圧倒する実力を見せる一方、素質を感じたゴンとキルアを「熟すまで」殺さないと決めます。以後、ヒソカはゴンの成長を追い続ける存在になります。
天空闘技場編|カストロ戦で能力を披露
200階クラスの強者カストロとの戦いで、バンジーガムとドッキリテクスチャーを駆使した奇術のような戦い方を披露します。ゴンとキルアに念の恐ろしさを見せつけた戦いでもあります。
ヨークニューシティ編|旅団への偽装協力
旅団の一員として登場しますが、真の目的はクロロとの一騎打ち。クロロの念能力が封印されて目的を失うと、あっさり旅団と距離を置きました。
グリードアイランド編|ゴンたちと共闘
ゲーム内ではゴンたちのチームに加わり、レイザーとのドッジボール対決で共闘します。敵にも味方にもなるヒソカらしさが最も表れた編です。ゲーム内では、クロロの除念師を探すという裏の目的も進めていました。
会長選挙編|イルミと手を組む
ネテロ会長死後の混乱期には、キルアの兄イルミと行動を共にします。アルカを巡る騒動ではゾルディック家の執事ゴトーと交戦するなど、水面下で不気味に動き回りました。
王位継承戦編|船内で旅団と対決へ
現在のヒソカは、カキン帝国の巨大客船ブラックホエール号に潜伏中です。旅団狩りを進めるヒソカを旅団側も追っており、広大な船内で追う者と追われる者の攻防が続いています。
まとめ
ヒソカ=モロウは、強者との戦いだけを行動原理とする変化系の戦闘狂です。バンジーガムとドッキリテクスチャーというシンプルな能力を発想力で使い倒し、クロロ戦では一度死亡しながらも死後の念で復活しました。
現在は旅団狩りを宣言してブラックホエール号に潜伏しており、幻影旅団との決着は王位継承戦編の大きな見どころになっています。
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