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メルエムとは?強さ・念能力|コムギとの最後まで解説【ハンターハンター】

メルエム

メルエムは、『HUNTER×HUNTER』キメラアント編に登場するメルエムの強さと念能力、盲目の少女コムギとの関係、貧者の薔薇による最後までを、原作の事実に基づいて解説します。名前の由来「全てを照らす光」や、暗黒大陸基準での危険度もまとめているので、是非ご覧ください。

目次

メルエムとは

キメラアントの王

メルエム

メルエムとは、女王蟻が人間を捕食し続けた末に産み落としたキメラアントの王です。誕生の瞬間から生態系の頂点に立つ存在として設計された、いわば「完成品」として生まれました。

メルエムは女王の腹を自ら食い破って誕生し、第一声で「余は空腹じゃ 馳走を用意せい」と言い放ちます。誕生直後から護衛軍すら黙らせる絶対的な力を持ちます。

名前の由来は「全てを照らす光」

「メルエム」という名は「全てを照らす光」を意味し、母である女王蟻が名付けたものです。

誕生時のメルエムは名前を持つこと自体に関心がありませんでしたが、コムギに名を尋ね返されたことをきっかけに、自分に名がないことへ疑問を抱くようになります。

その後、ネテロに「メルエム…それがお主の名だ」と告げられ、初めて自分の名を知ります。女王が遺した名は、最期に立ち会ったキメラアントのコルトを通じてハンター協会側に伝わっていたのです。

王直属護衛軍の3体

めるえむの兵

メルエムには、王を守るためだけに生み出された直属護衛軍が3体仕えています。3体はいずれも並のハンターでは太刀打ちできない実力者で、王への忠誠を絶対としています。

名前念能力
ネフェルピトー玩具修理者(ドクターブライス)、黒子舞想(テレプシコーラ)
シャウアプフ蠅の王(ベルゼブブ)
モントゥトゥユピー怒りによるオーラ増幅・肉体変形

メルエムの強さと念能力

メルエムは、パワー・スピード・防御力・知性のすべてが規格外で、人間界最強格とされるキャラクターです。かつて最強と呼ばれたネテロの百式観音の攻撃を千発以上受けてもなお、致命傷を負いませんでした。

念系統は放出系

メルエムの念系統は、長らく作中で明言されていませんでしたが、2022年開催の「冨樫義博展」で公開された設定メモにより放出系であることが判明しました。

生まれながらに膨大なオーラを持ち、念の基礎修行を経ずに高度な念のやり取りを行える、人間の常識が通用しない存在です。

捕食による能力吸収

メルエム

メルエムの代表的な能力が、捕食による能力吸収です。念能力者を食べることで、その者のオーラを自分のものにします。

通常、強力な念能力には制約と誓約が伴いますが、メルエムの吸収には制約が描かれていません。これは人間では成し得ない、王の持つ巨大なメモリ容量によるものと考えられます。

覚醒後のオーラと能力

メルエム

貧者の薔薇の爆発で瀕死となったメルエムは、シャウアプフとモントゥトゥユピーが自らの細胞とオーラを差し出したことで復活しました。

覚醒後は2体の特徴を引き継ぎ、背中の翼による飛行能力と、鱗粉による探知能力を獲得します。鱗粉に触れた相手の位置や感情を読み取れるうえ、オーラ量は覚醒前から桁違いに増大しました。

メルエムの危険度はB

単行本33巻の危険度評価では、キメラアントの危険度は「B」とされています。

これはメルエム個体ではなくキメラアントという種への評価ですが、暗黒大陸由来の五大厄災がいずれもB+〜Aランクであることを踏まえると、作中最強のメルエムを生んだ種ですら暗黒大陸基準では最高ランクに届きません。暗黒大陸の脅威の大きさを示す指標といえます。

メルエムとコムギの関係

コムギは、メルエムの価値観を根底から変えた盲目の少女です。人間を餌としか見ていなかった王は、コムギとの対局を通じて「人」の心を知っていきます。

軍儀を通じた出会い

メルエム

東ゴルトーの宮殿を掌握したメルエムは、盤上競技の世界王者たちを集めて対局し、ルールブックを読んだだけで次々と勝利していきました。

唯一勝てなかった相手が、軍儀の世界王者コムギです。何十回対局しても一度も勝てず、メルエムはコムギとの軍儀に没頭していきます。

王の心を変えた存在

対局を重ねる中で、メルエムは負傷したコムギを護衛軍に治療させ、名前を持つことを意識するなど、少しずつ変化していきます。

ネテロ戦後、頭部の損傷で記憶を失った際も、「コムギ」という名を聞いた瞬間にすべての記憶を取り戻しました。暴力による支配を掲げていた王にとって、コムギは何よりも大事な存在になっていたのです。

メルエムの最後

死因は貧者の薔薇(バラ)の毒

貧者のバラ

メルエムの直接の死因は、ネテロが起爆した小型爆弾「貧者の薔薇(バラ)」の毒です。

百式観音の最終奥義・零の掌すら通じないと悟ったネテロは、自らの心臓を突き、体内に仕込んだ爆弾を起爆させました。メルエムは爆発自体を生き延びたものの、薔薇の毒には治療法がなく、覚醒後も確実に体を蝕んでいきました。この毒は接触した他者にも感染する性質を持ちます。

コムギと迎えた最期

メルエム

死期を悟ったメルエムは、残された時間をコムギとの軍儀に使うことを選びます。コムギも毒が感染すると知りながら、最後まで対局に付き添いました。

視力を失い衰弱していくメルエムは、コムギに看取られながら「少し 眠る」と言い残して息を引き取ります。コムギもその後を追うように亡くなり、2人の対局はキメラアント編の結末となりました。

メルエムの活躍・遍歴

メルエムの生涯は、誕生からわずか40日ほどの短いものでした。時系列に沿って活躍を振り返ります。

誕生から東ゴルトーへ

NGLで誕生したメルエムは、女王を捨て置き、護衛軍3体を連れて巣を離れます。向かった先は独裁国家・東ゴルトー共和国で、総帥ディーゴに成り代わって宮殿を掌握しました。

東ゴルトー編:選別計画

メルエムは国民約500万人を首都に集め、念能力の才能を持つ人間だけを選び出して兵士化する「選別」を計画します。人類の脅威となるこの計画を阻止するため、ネテロ率いるハンター協会の討伐隊が宮殿へ突入しました。

ネテロとの死闘

討伐隊の強襲後、メルエムはネテロと1対1で対峙します。百式観音の高速連撃を受けながらも軍儀で培った読みで攻略し、ネテロの左腕と右足を奪いました。

零の掌も通じず、追い詰められたネテロは貧者の薔薇を起爆。この毒が、王の命運を決定づけることになります。

まとめ

メルエムは、女王蟻から生まれたキメラアントの王で、放出系の念能力と制約なしの能力吸収を持つ作中最強格のキャラクターです。ネテロの百式観音でも倒せず、最期は貧者の薔薇の毒によって、コムギとの軍儀の中で息を引き取りました。

「全てを照らす光」という名の通り、暴力の化身として生まれた王が人の心を知るまでの物語は、キメラアント編の核心そのものです。

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